ランニングマン
毎週テーマが変わるチーム対抗のゲームバラエティ。固定メンバーは7〜8名で屋外の公共施設や街中でミッションをこなしながら、最終的に相手の名前ビブスを剥がした方が勝つ。走り回る、泥に転ぶ、水に濡れる——画面は常に動いている。負けても笑っていられるのがこのバラエティの空気で、誰が負けても誰かが笑う場面が来る。字幕があれば全体の流れは追えるが、なくても状況で8割は分かる。
長寿番組なのでシーズンによってメンバーが変わりテンポや空気も少し違う。ゲストが来る回は、そのゲストのキャラクターが加わって笑いの角度が変わる。常連メンバーの関係性が分かってくると小さなやり取りにも笑えるようになる——好きな回から入っていい理由がそこにある。1本目は人気のゲスト回から試すのが入りやすい。
笑いの中心は計算通りにいかない状況だ。真剣にやっているのに滑稽になる瞬間、体力差がそのまま出てしまう場面——シナリオではなく体が先に動いてしまう面白さがある。韓国バラエティらしい音響とテロップのタイミングも笑いを後押しする。メンバーの掛け合いが積み上がるほど、ゲームの結果より会話が面白くなってくる。長く続いている番組だからこそ、同じゲームを違うメンバーがやる回を比較する楽しみが生まれる。
1話90分前後。途中で寝落ちしても罪悪感がない——それがこのバラエティを週末の夜に使いやすくしている理由だ。字幕があれば全体の流れは追えるが、なくても状況で8割は分かる。疲れた夜の背景再生にも使える。疲れた平日の夜に流し観するか、週末の夜に集中して観るか——どちらにも使えるフレキシブルな番組だ。字幕があると笑いのポイントが倍になるが、なくても体を張ったシーンは笑える。シリーズが長いので好きな回を見つけてから積み上げる観方が合っている。
韓国バラエティに慣れていない人でも入りやすい。お気に入りのメンバーが決まってから観ると続きが楽しくなる構造だ。ゲームの結果より掛け合いを楽しむ観方がこのバラエティに一番合っている。韓国語が分からなくても体を張ったシーンは笑える。2本目からが本当の楽しさが分かってくる番組だ。韓国バラエティが初めての人でも、ゲームのルールが分かりやすい回から入れば問題ない。逆に、会話の面白さだけに頼るタイプのバラエティは向かない——動きと状況で笑える人向けだ。5本の中で最も「寝落ちしても後悔しない」夜に使いやすい一本だ。
掲載記事: バラエティ——頭を空っぽにする5本
